裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

14.高校生活初めての夏休み

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体育祭も終わりしばらくして、瑞波の高校は夏休みに入った。
夏休み初日。
瑞波は中学の同級生と山登りに行く約束をしていた。
ここら辺の山の中では最も標高が高く、中々に登り応えのある山だ。
瑞波は山登りに必要なもの一式を揃え、颯爽と家を駆け出した。しかし、山登りだというのに今日も懲りずに裸足だ。
瑞波「行って来まーす!」
母「あ、瑞波!今日は夜ご飯はいらないの?」
瑞波「うん!外で食べてから帰る!」
母「りょうかい!気をつけるんだよ!」
瑞波「はーい!」
瑞波は最寄りの駅まで自転車で向かう。21.5cmと、女子らしいサイズのその足で、ペダルを漕ぎ続けた。
駅に着くと、既に同級生が到着していた。
瑞波「ごめーん!お待たせ!」
一香「瑞波!久しぶりだねー!」
蘭子「もう4ヶ月ぶり、ぐらいかな?」
瑞波「卒業以来だから、それぐらいになるね!」
一香「じゃ、早速行きますか!」
蘭子「おー!!」
瑞波「行こー!!」
瑞波、一香、蘭子の3人は電車に乗り、目的の山の最寄り駅まで向かう。
休日の朝だからか、車内は空いていた。
3人は椅子に腰かけた。すると、蘭子が気づいた。
蘭子「あれ?瑞波裸足!?靴は??」
瑞波「あー、これ?まあ色々あって最近は外出する時も裸足で過ごしてるんだ!」
一香「裸足でって…本気?」
瑞波「うん、まあね!」
蘭子「今日なんか外すごい暑かったから、地面も熱かったでしょ?」
瑞波「うん!凄い熱いよ!最近は裸足生活には優しくない気温だよー…」
一香「じゃあわざわざ裸足で生活する必要ないんじゃ…ww」
瑞波「でも楽しいからいいんだ!」
蘭子「瑞波変わってるよねー、ま、そこも瑞波のいいとこだけど。」
ほどなくして、山の最寄り駅に到着した。
蘭子「はー!ついた!さて、行きますか!」
3人は山のてっぺん目指して、歩き始めた。
蘭子、一香の2人は、帽子に薄い長袖のTシャツ、ボトム、レギンス、運動靴と、いたって山登りらしい服装をしていた。
一方、瑞波も同じような服装であったが、靴と靴下を履いておらず、裸足のままである。
少し登ってくると地面はうっすらと湿っており、冷んやりとしてきた。また、ゴツゴツと荒く、大小様々な石が目立つようになってきた。木が生い茂り、日陰も多くなってきた。
一香「涼しくなってきたね。」
蘭子「そうだねー、ただ、足元が悪くて少し足痛くなってきた…そういえば瑞波は?」
黙々と歩いている間に、瑞波とはぐれてしまったようだ。
一香「ここで休憩がてら、少し待ってみようか。下手に動いて行き違いになっても困るし。」
蘭子「たしかにそうだね。少し待ってみよ。」
一方そのころ。
瑞波は悪化していく足元に苦戦を強いられていた。
瑞波「…っつ!!石が…痛い…!!…」
一歩一歩踏み出すたびに、足の裏に突き刺さる激痛。そこかしこに敷き詰められた石が瑞波の足の裏を刺す。瑞波にとっては、足つぼロードの強化版を常に歩かされているような感覚だ。
引き戻すにも2人が先に行っているし、後には戻れない。
瑞波「…ちょっと休憩…さすがに痛すぎるよ…」
瑞波は近くのベンチに腰掛けて足の裏を見る。泥混じりの土で真っ黒に汚れ、皮膚はほとんど見えなくなっていた。
手で土を払うと、石を踏んだ跡がくっきり残っていた。ところどころ、切り傷が見られる。
瑞波「…靴、持って来ればよかったなぁ…」
瑞波は裸足で山登りに来たことを後悔していた。灼熱のアスファルトは何とかやり過ごして来れていたが、今歩いている道はゴツゴツの石道。避けようの無い痛みが歩く度に襲ってくる。
瑞波は意を決し、再び歩き出す。
歩き出してしばらく、
瑞波「…っつ!!痛い!!!」
瑞波は思わず声を上げた。足の裏を見ると、木の枝が刺さり、血が出ていた。
瑞波はカバンから絆創膏を取り出し、応急処置を済ませ、再び歩き出した。