裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

⑤バイト

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バイト日、いつものように自転車で向かおうとすると、

ユキ「あ、そうだった。自転車、無いんだった…。てか、ヤバっ!時間間に合わないじゃん!」

ユキは慌てて家を出る。家の近くは舗装されておらず、土の道なのでそこまで熱くはない。しかし、大通りに出ると一変、一気に温度が上がる。

ユキ「熱っ!」

アスファルトはとても熱くなっていたが構っている余裕はない。ユキは走ってバイト先へ向かう。アスファルト表面の凹凸と高温のダブルパンチがユキの足の裏をおそう。ヒリヒリする痛みをこらえてバイト先へ歩を進める。しかし、赤信号にかかるとすかさず尻をついてその場に座り込んでしまった。

ユキ「あっつい…!」

足の裏を見ると赤くなっており軽く火傷しているようだった。この時点で就業開始まであと10分。走ってなんとかギリギリ間に合うかというところだ。

トモ「あ…。あそこに座り込んでるのってあの時の先住民の子かな。どうしたんだろう…。」

座り込んでいるユキを見つけ、近づくトモ。状況を理解したらしく、

トモ「そっか…、今日みたいに暑い日は地面が熱くなってるから、裸足で歩くのは相当大変だろうな。。よし、これはチャンスだ…。」

トモは勇気を出してユキに話しかける事にした。

トモ「あの…。大丈夫ですか?」

ユキ「あ…!だ、大丈夫です!」

ユキはすぐに立ち上がる。しかし、炎天下で焼かれたアスファルトの上に裸足で直立するのは厳しく、小刻みに足踏みしているのが見える。

トモ「無理なさらないでください。裸足、熱いんですよね…?よければ、後ろ乗ってください。」

トモは自転車に乗っていたので、二人乗りするよう呼びかけたが、

ユリ「大丈夫ですよ…!それに、警察に見つかったら怒られちゃうじゃないですか。あなたを巻き込むことはしたくないので…」

そういいながらも声は震え、地面の熱さに懸命に耐えているのがわかる。その耐えている姿を見て、トモは思わずグッときてしまった。

トモ「いえいえ、大丈夫ですよ。どうぞ、乗ってください。」

ユキ「本当に、いいんですか…?」

トモ「全然構いませんよ。ちょうど暇してたので笑」

ユキ「では、すみません…。お言葉に甘えて。。」

ユキは見知らぬ人について行くのは良くないと思いながらも、足裏の熱さに耐えられずに自転車に乗ってしまった。

トモ「どちらに向かえばいいですか?」

ユキ「この通りをずっと真っ直ぐでお願いします。5分ぐらいすると学習塾が見えてくると思います。」

トモ「わかりました。学習塾ではアルバイトされてるんですか?」

ユキ「そうなんです。今までは自転車で通ってたんですけど、この前盗難に遭ってしまって。今は徒歩なんです。」

トモ「そういうことだったんですね…。それは大変でしたね。。被害届は出されました?」

ユキ「いいえ、出してないんです。テスト前で勉強がヤバかったのがあって、後でいいやと思って今に至る感じですね。。」

トモ「そうだったんですか。今からでも遅くないと思うので、出しておいた方がいいと思いますよ。」

ユキ「ですよね。バイトが終わったら出しに行こうと思います。」

トモ「ところで自己紹介してませんでしたよね。僕はトモと言います。」

ユキ「私はユキと言います。」

トモ「よろしくお願いしますね。実は、ユキさんと同じ大学に通ってるんです。ユキさん一度お見かけしたことがあったので。」

ユキ「そうだったんですね!気づきませんでした。」

ブラブラしているユキの足が横目でチラチラと見える。じっくり見たい欲を抑えて自転車を進める。

そうこうしているうちに、ユキのバイト先に到着した。

トモ「ここで大丈夫ですか?」

ユキ「はい、本当にありがとうございました…!今度お礼をさせてほしいので、これ、連絡先です。いつでもいいので連絡くださいね!それじゃまた!」

トモ「バイト頑張ってくださいね〜!」

ユキはバイト先へ走っていった。

トモ「これは思わぬ機会を与えてもらったなぁ。。」

膨らむ期待を胸にトモは自宅へ帰った。