裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

20.文化祭

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投票の結果、瑞波のクラスではお化け屋敷をすることになった。

詩織「ある意味、一番無難っちゃ無難かもねー。」

美咲「うん。なんだかんだ楽しそうだし。」

瑞波「確かに、楽しそうだよね!」

 

生徒たちは放課後の時間を使って準備を進める。お化け屋敷は教室を使っておこなう。

 

「こっちこっちー!黒幕お願い!」

「こっちクリップつけてー!」

 

教室を真っ暗にするため、外の光をシャットアウトする。

通路はダンボールの壁で製作する。また、天井から要所要所に文化祭のお化け屋敷定番(!?)のこんにゃくをつるしておく。

 

「よーし!準備完了!明日の文化祭は楽しんでいこう!」

「みんなお疲れー!」

 

翌日、文化祭当日。

 

午前中は体育館で部活動紹介、午後は各教室で出店や出し物といったスケジュールだ。

 

空手部の紹介は3番目。2番目のバトミントン部の紹介が終わり、空手部の出番となった。

 

「こんにちは!空手道部です!」

「これから形と組手の演武を行います!よろしくお願いします!」

 

詩織「お!きたきた空手部の演武!美波と瑞波の演武をこの目とカメラに収めるぞー」

まもなく、空手の演武がスタートした。

詩織「おおー、凛々しいねー。」

美波「…イタッ!…」

突然、美波の足裏に痛みが走った。

それでも、毅然と形の演武を続けた。

演武が終わり、舞台裏にはけた後、美波はすかさず足裏を見た。

ほこりで薄黒く汚れた足裏に、金色に光る丸いものが見えた。

美波「痛みの正体はこれかぁ。前にもあったよね…。…イタッ!」

画鋲を抜くと、傷口からツツーっと血が伝った。

幸い、次の出番まで少し時間があったのでティッシュで押さえて待つ事にした。

美波「ホント、ついてないよね。。なんでよりによって私の足に刺さるかな。ってか、ステージ綺麗にしておいてほしいもんだね。ったく。」

美波は当てようのない怒りを内に抑えていた。

その後は何事も無く演武は進み、空手部の演武は終了した。

 

瑞波「おつかれー!美波、大丈夫だった?」

美波「おつかれ!うん、なんとか血も止まったみたいだし、もう大丈夫。」

舞台裏で道着から私服に着替えた。瑞波はいつもの通り裸足なので、靴下や靴は当然持っていない。

美波は汚れた足裏のまま靴下を履きたくないため、瑞波同様裸足のまま、残りの部活動紹介を見る事にした。

 

全ての部活動紹介が終わり、美波は足裏を洗いに水道へ向かった。

美波「つ、冷たい…!もう11月だもんね…。瑞波は相変わらず裸足だけど、冷たくないの?」

瑞波「うん、確かに冷たいけど、全然大丈夫!夏の熱さより100倍マシだよ。」

美波「確かに、それもそうだね笑」

足を洗い終え、靴下と靴を履くと、改めてその有り難みを感じる。

美波「瑞波はさー。」

瑞波「ん?なに?」

美波「靴履こうかなって思わないの?」

瑞波「うーん、確かに思うときもあるけど、今更急に履きだしてもなんか不自然じゃん?」

美波「え、まぁ、確かにそうかもしれないけど…。靴履いてない方がよっぽど不自然だと思うんだけど?」

瑞波「まあ、確かにそうだけど…。でも、ここまでやってこれたし、これからも履くつもりは無いよ。成績も上がってるし、本当に裸足のおかげだと思ってるよ。」

美波「そっか。まぁ、瑞波がそう言うなら、そのままでいいと思うよ。」

 

瑞波はまだこの時は思い出してはいなかった。この地域は雪が降る地域だということを…。