裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

15.3人で山登り

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湿り気があり、冷んやりとした、ごつごつした地面の山道を、足裏の激痛に耐えながらゆっくり歩を進める。
10分程歩いた頃だろうか、ベンチに腰掛ける2人の姿が見えてきた。
一香「あ!瑞波だ!瑞波ー!大丈夫ー?」
瑞波「大丈夫ー!待たせてごめんねー!」
蘭子「この山道で裸足は絶対キツイってー!靴履いてる私でも足痛いのに…」
一香「ちょっと休憩にしよっ!」
瑞波「ごめん…助かるよー。」
瑞波はベンチに腰掛けて足の裏を見る。その足の裏を見て、
一香「真っ黒だー、当たり前かぁ。」
蘭子「痛そう…こんな道よく裸足で歩いてきたよね…。」
瑞波「えへへ…。でも今回ばっかりは靴履いてくれば良かったってちょっとだけ後悔してる笑」
しばらくして、3人は山頂に向けて、ゆっくり歩き始めた。
10分程歩き続けると、山頂に到着した。
一香「ふぅ…!着いたね!」
蘭子「とうちゃくー!」
瑞波「ついたーっ!」
山頂にはたくさんの観光客が写真を撮ったり、足を休めたり、景色を眺めたりそれぞれの時間を過ごしていた。
山頂は道中とはうって変わり、日を遮るものがなく、ジリジリと太陽が照りつける。
3人も記念写真を撮り、山の頂から見える景色にしばし見入っていた。その間も、日に照らされた地面の熱さに、足踏みをしたりかかと立ちをしたりしながらじっと耐える、裸足の瑞波の姿があった。
景色を堪能した3人は、下山する事にした。帰り道も石がゴロゴロ転がっており、ところどころ木が隆起していたりと、靴を履いていても歩きにくい道だった。
一香と蘭子は裸足の瑞波を気遣い、瑞波の歩調に合わせて、行きの1.5倍の時間をかけてゆっくりと下山した。ふもとに着いた頃には既に日が暮れ始めていた。
一香「今日は久しぶりに2人に会えて、楽しかった!」
蘭子「わたしも!また近いうちに遊ぼうね!」
瑞波「そうだね!それと、2人には迷惑かけて、ごめん。」
一香「迷惑?そう思ってるのは瑞波だけだと思うよ。」
蘭子「そうだよー。まあ、無理は禁物、だけどねっ笑」
瑞波「2人ともーっ…。」
瑞波は2人の優しさに目頭が熱くなった。
3人は帰りの電車に乗り込んだ。座席に座ってすぐ、3人はすっかり夢の中。
一香・蘭子「じゃあねー!」
瑞波「じゃあねー!」
3人はそれぞれの帰路に着いた。瑞波は、山登りで真っ黒になり、傷ついた足の裏でしっかりとペダルを漕ぎ、家路についた。
瑞波「イタっ!!」
今夜のお風呂は、傷ついた足にしみた。