裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

03.恥ずかしい体験

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高校生活も数日経ったある日の朝。
「…今日は裸足で学校行こうかな!…」
朝食をとり、歯を磨いて顔を洗った。制服に着替えて家を出る準備ができた。一点の違和感を除いては。

瑞波「いってきまーす!」
瑞波の母「瑞波!!靴下履いてないじゃ無いの!それに靴は?」
瑞波「今日は裸足で行くー!」
瑞波の母「裸足で行くって、待ちなさいよー!」
駆け出していった瑞波の耳には母の言葉など届くはずもなく、瑞波は裸足で駆け出していった。
瑞波の通う高校は家から歩いて20分の距離。登校は1人だ。

家を出てすぐ、舗装されたアスファルトの道に出る。舗装されているとはいえ、小石が転がり表面はゴツゴツとしている。
「…いたッ!!地面ってゴツゴツしてて痛いんだね。。でも、それが気持ちいいかも。…」
しばらく歩くと、舗装されていない砂の道に出た。
「…この道はサラサラしてて気持ちいい。普段普通に歩いてたら絶対気付かない感覚だよね。裸足最高!…」
裸足のため、いつもより歩くスピードが遅く、25分ほどで学校に到着した。
「…いたたっ。。やっぱり裸足は痛いね。。慣れるまでは我慢かな。…」
ふと、足の裏を見るとボツボツと石が食い込んだ跡が出来ている。土踏まずを残して足の裏は真っ黒になっていた。

高校は土足のため、もちろん校舎内も裸足だ。
4月とはいえ外は既に暖かく、校舎内はひんやりとしている。
「…ひんやりとしてて気持ちいい。…」
リノリウムの床は疲れた瑞波の足裏を癒した。

瑞波「おはよう!」
詩織・美波「おはよう!」
詩織「瑞波は部活決めた?やっぱり空手部?」
瑞波「うん。昨日体験入部に行ったんだけど、みんなフレンドリーだし、雰囲気いいなと思ったから、空手部に決めた!2人は?」
詩織「私はバドミントン部に入るよ。先輩もいい人だし、即決だったよ。」
美波「私も軽音部に入る。って言いたいところなんだけど、ちょっと合わない先輩がいてね…。軽音は諦めることにしたよ。」
瑞波「そうなんだ…。そうだ!美波も空手部見学してみない?きっと興味が湧くと思うんだけどな。」
美波「空手かー。興味がない訳では無いんだけどね…。」
瑞波「そうとなれば決まりね!今日の放課後、武道場に行こう!今日は火曜日だから活動日じゃないんだけど、誰かしら先輩がいると思うから、覗いていこ!」
美波「とりあえず、見るだけね?」
そんなこんなで美波が空手部の見学に行くことになった。

朝の雑談が終わり、1限目の数学の授業が始まった。
「…思いのほか裸足って気付かれないもんだね。みんな足元ってそんなに見ないのかな。」
先生「この答えは…神田!この問題の回答を書いてくれ。」
瑞波「はい!」
瑞波は数学の方程式の回答を黒板に書くことになった。
黒板の前に立つと、後ろからガヤガヤと声が聞こえてくる。
「神田裸足じゃね?」「あ、ほんとだ!裸足だよ。」
瑞波は恥ずかしさで耳が赤くなっている。
仕方ないので、回答を黒板に書く。黒板の下の方に書くためにしゃがむと、また声が聞こえて来る。
「うわっ、足の裏真っ黒じゃん!」「ほんとだ!原始人かよ!」
笑い声が聞こえる。瑞波はますます恥ずかしくなって、顔が真っ赤になった。
回答を書き終え、席に戻るも、周りの視線は瑞波の足元に向いている。
「…こんなことなら裸足で来るんじゃなかった!どうしてこうなるって予測出来なかったの?私のバカ…」
「それじゃ、答え合わせするぞー!神田、回答ありがとな。」
先生の声でみんなが前を向いた。
「…ふぅ。…」
瑞波がホッとしたのもつかの間。
「それにしても、神田はどうして裸足なんだ?靴を忘れる訳ないしな。家から裸足で出てきたのか?ハハハ。」
先生の心無い一言でまた笑い声が大きくなった。
「…もう!!!先生余計なこと言わないでよ!恥ずかしいな……」
その後は特に瑞波の裸足はいじられることなく、1限目の授業が終わった。

授業が終わり、詩織と美波が瑞波の元に駆け寄った。
詩織「瑞波、どうして裸足なの?」
美波「本当だよ!怪我でもしたら大変だよ?」
瑞波「うん。。この前ね、テレビを見ていたら、裸足が頭とか健康に良いっていうのをニュースでやってたから、裸足で行こう!って思って、裸足で来ちゃった。」
詩織「そんな理由で?瑞波って本当単純だよねw」
美波「ほんと、単純w昔からそうだよね、瑞波は。」
瑞波「単純で悪かったわね!」
詩織「いやいや、別に悪いとは言ってないよ?むしろ、そんな瑞波が好きなんだから。でも、裸足で怪我とかしたら大変だよ?」
美波「そうだよ。別に裸足がダメとは言わないけど、瑞波の為を思って言ってるんだからね。」
瑞波「2人とも心配かけてごめんね。でも大丈夫。家から学校まで裸足で来たけど、何一つ怪我してないし、それにみんなにも裸足ってことバレちゃったから、明日からも裸足で来るよ!」
そう話している間も、周りの生徒の目線は瑞波の足元に向いていた。瑞波は見られているとも知らずに…。