裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

24.極寒の武道場

【スポンサーリンク】
/* ↓この間に取得したアドセンスのコード */ /* ↑この間に取得したアドセンスのコード */

〜まえがき〜

12月4日(火) この日は12月としては記録的な暖かさで、沖縄ではなんと最高気温28℃の真夏日を記録。かと思えば12月10日(月)、週明けには都心でも最高気温一桁という寒暖差。日本大丈夫か、と少し心配になる筆者でございました。

 

------以下、本文です。------

 

授業中、教室の中は暖かくも、足元は常にヒンヤリとした冷たい空気が流れている。

机の脚は足元のちょうどいい高さでH型になっており足をのせられるようになっているが、それは金属で出来ており、素足をのせる事ははばかられる。しかし暖房のおかげもあって、授業は苦なく過ごすことができた。

放課後、今日は寒波が到来して以来、初めての部活日だ。瑞波は美波と武道場へ向かう。

廊下へ出た瞬間、冷たい空気が2人を襲う。

美波「うっ…!寒っ!」

瑞波「ほんっと!寒すぎる!」

加えて、まるでカチカチに凍った氷のように冷たい廊下が瑞波の足に突き刺さる。

美波「瑞波は本当に、どうして裸足でいられるのか不思議だよ。人間離れしてるっていうか、本当に人間?笑」

瑞波「人間だよ!笑 そんなこと、今なら言ってられるけど、他人事じゃなくなるって事忘れてない?」

美波「え?なんのこと?……あ!そういえば!!」

瑞波「はい〜、気付いた頃にちょうど到着〜。ほらほら、履いてるの脱いで!さっさと中入るよ!」

美波「あ!ちょっと待ってよー!」

靴を脱ぎ、靴下で武道場の床に触れた瞬間に、これはヤバいと察した。靴下を脱ぎたくない…。でも脱がないと。。意を決して靴下を脱ぐと、まるで氷の上にでも立ってるかのような冷たさが瞬時に足裏に伝わってきた。

美波「うわっ!冷たッ…!」

武道場の床はじっと立っていられないほどキンキンになっている。

松本「今日はランニングから!身体を温めよう!」

「押忍!!」

部員は素足で武道場内をランニングし始めた。

身体こそ温まるが、足先は冷たいままだ。ランニングしている間はそれほど気にならなかったが、ランニングが終わり立ち止まると、じっと立ってはいられず、一同小刻みに足踏みしている。

松本「次は形の練習をするから、みんな間隔をあけてー!」

「押忍!」

そして、形の練習が始まった。先輩が1、2と挙動にあわせて声をかける。次の挙動までの間、姿勢を決めて止まっていないといけないのだが、これがまた苦痛で、足をびったり床に付けていないといけないので、足の感覚が徐々に奪われていく。冷たすぎるあまり、周りの目を気にしながら、気付かれないように足同士をこすり合せる者もいた。

ようやく少し冷たさに慣れてきたかという所で練習が終わった。

松本「今日の練習は終わり!お疲れさま!」

「お疲れさまでした!押忍!」

美波は一目散に下駄箱へ走り、靴下を履いた。

美波「今日は特別寒かったから、足の感覚が半分ないよ。。」

瑞波「私はとっくにないけどね笑 じゃ、帰ろっか!」

美波「帰るのはいいんだけど、裸足のままで本当に大丈夫?冷たすぎて足もげるんじゃない?笑」

瑞波「大丈夫大丈夫!」

そう言う瑞波だが、足元を見ると交互に足を重ねて冷たさを我慢している。

瑞波「さっ!帰ろう!」

帰る頃には日が暮れていて、より一層寒さが厳しくなっていた。