裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

(7)握足会

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9月15日土曜日。あの焼け付くような鉄板ステージのライブから約半月経ったこの日は、当時券を配布した握足会の日だ。ベアフットとして初めてのファンとの交流ができるという事で、メンバーは楽しみと不安の気持ちが入り混じっていた。

会場は小さなライブハウスで、握足会の前にミニライブがある。ライブ開始1時間前、楽屋にて。

道明寺「今日はベアフットとして初めてのファンの方との交流ができるイベントになります。みんな思い思いのやり方で今日を楽しんでください!」

4人「はい!」

定時になり、ミニライブがスタートした。客席にはラーメンフェスの物販で見かけた顔が多く見受けられた。5人はその光景に安心してライブをする事が出来た。

ミニライブが終了し、10分後に握足会が行われる。ファンは握足会がどのような形で行われるのか興味津々だ。

「握足会って、メンバーが握手会みたいな感じで足を出してきて、足を握るって事なんだよな…?」

「やっぱりライブ終わりだから足の裏真っ黒なのかな?」

「マニキュアとか塗ってたりするのかな?やっぱり女の子だもんね。」

一方、メンバーの方も初めての握足会に緊張を隠せない。

四宮「ファンの方に足を出すってちょっと失礼な感じしちゃうけど…。」

藍田「でも、それが握足会ってファンの方も分かってるからいいんじゃない?」

道明寺「そうね。そこは気にせずにファンの方との交流を第1に考えてやればいいと思うよ!」

楠木「楽しみです…!」

安元「いっぱい話すぞー!!」

10分後、握足会がスタートした。券1枚辺り約20秒間握足が出来る。メンバーは机の上に足を乗せた状態で待機している。

道明寺「こんにちはー!」

「こんにちは!…足と握手って新鮮だね。違和感あるけど、今後はこれが当たり前になっていくのかな…。」

道明寺「握手じゃなくて、握足ねっ!確かに違和感あるかもね…。でも、これが私達のスタンダードになっていくから、慣れてね!笑」

「そうだね、通ううちに慣れていくと思う!今日のライブも良かったよ!また来るねー」

道明寺「うん!ありがとう、また来てね!」

四宮「こんにちは、ありがとう。」

「こんにちはー。…足の裏真っ黒だね笑 なかなかこんなアイドルいないから新鮮だよ。」

四宮「恥ずかしい…。でも裸足でライブしてる以上こうなっちゃうのはしょうがないから汚い足だけど許して。」

「全然!むしろアイドルの真っ黒な足を拝めるなんて尊いよ。ありがとう!」

四宮「そう言ってもらえると助かる。また来てね。」

「うん!絶対また来るよ、またねー」

楠木「こんにちは!」

「きららちゃんこんにちは!この前のラーメンフェスは足の裏大丈夫だった?火傷してない?」

楠木「ちょっと火傷しちゃいました。でもそんなのはまだ全然マシな方だったんだなってこの前のテレビ収録で気づかされました。」

「テレビ収録?もうテレビのお仕事来たんだね!」

楠木「あ!…実はそうなんです。でも、本当はまだこの話は秘密だったんです…。多分、1ヶ月後ぐらいに放送されると思うから、楽しみにしててね!」

「うん!なんだか過酷な収録になったらしいけど…楽しみにしてる!」

藍田「こんにちはー!!」

「おー、こんにちは!相変わらず元気いっぱいだねー。」

藍田「そうですよー!元気だけが取り柄なんで笑」

「そんな事ないよー!でも元気なのは大事だよ。こっちも元気になるし!でも、張り切りすぎて怪我したりしないようにね!裸足なんだしさっ。」

藍田「大丈夫!この前も裸足で画鋲踏んじゃったんだけど、チクってした程度で済んだし笑 日に日に足の裏が硬くなってるよー」

「さすが裸足のアイドル笑 いずれは象の足みたいになるのかな?笑笑」

藍田「かもね!笑」

安元「こんにちは!」

「こんにちはー!…絶対机の上から足を引っ込めちゃダメだからね。」

安元「…え?何するの?」

「安心して、危険な事は絶対にしないから。我慢してよー?」

安元「えー?何するの?」

「こちょこちょ…こちょこちょ…。」

安元「くっくっくっ…。くすぐったい…!くっくっ…!」

「こちょこちょ…」

安元「もぅ無理!限界!」

「はい、ここまで!やってみたかったんだよねー、くすぐり!どうだった?こそばゆかった?」

安元「もうめちゃくちゃくすぐったかったよー。くすぐりかー、盲点だったなぁ。」

「むしろこれからどんどんくすぐりが流行っていくかもね?」

安元「それはヤバい笑 くすぐりに強くなりたいよー。」

こうして、5人の握足会は無事滞り無く終了した。握足会後、

道明寺「握足会お疲れ様でしたー!みんなどうだった?」

藍田「ちょー楽しかった!あっという間に終わっちゃったよー。」

四宮「私は真っ黒な足の裏がファンの方に丸見えで恥ずかしかったな。でも慣れていかないとね。」

楠木「私も恥ずかしかったけど、でも楽しかった!」

安元「ファンの方にくすぐりされたのがめっちゃくすぐったかったー!今後もくすぐられる事を考えるとくすぐりに強くなりたい笑」

道明寺「くすぐりかー。確かに裸足の足の裏をファンの方に向けてるってことは、どうぞくすぐって下さいって言ってるようなものだもんね。これはくすぐりが流行ってしまうかも笑」

藍田「私くすぐりに強いから平気だもんねー。」

楠木「私くすぐり苦手です…。」

四宮「私も得意ではないわね。」

道明寺「同じく私も…。でもそれでファンの方が楽しんでくれるならそれでいいかな。」

藍田「さすが最年長!心が広いねー。」

道明寺「裸足が私たちの取り柄だからね!」

こうして、ベアフット初のファン交流イベントは幕を閉じた。