裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

(6)アイドルマラソン大会

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芸人A「さあ!いよいよ始まります。アイドルマラソン大会!MCは我々が担当させていただきます。よろしくお願いしまーす!」

〜拍手〜

芸人B「しかし、アイドルがこんなにも一堂に会すると、圧巻ですねー。なかなか拝めない光景です。」

芸人A「さて、では早速ですがルールの説明です。皆さんはスタートの合図で一斉にスタートしていただきます。不公平とならないよう、タイムはスタートラインを切った所から計測が始まります。距離は10km!なかなか過酷なレースとなる事が予想されます。」

〜どよめき〜

藍田「…10kmってヤバくない?ただでさえ裸足の上に、体力的にも持つかどうか。。」

四宮「…私、運動は得意じゃないけど、精一杯やってみせるわ。みんなも頑張ろう。」

道明寺「…うん。私達の存在をアピールする場としても、やりきらないとね。」

安元「…きららちゃん?大丈夫?」

楠木「…うん、大丈夫。やっぱり地面の熱さに慣れなくて…」

こうして喋っている間も、5人は地面の熱さと戦っていた。

芸人B「今日は30℃を超える猛暑ですので、1km毎に給水所を設けています。適宜、水分補給しながら熱中症には気をつけてくださいね。」

芸人A「それでは、早速スタートしていきたいと思います!アイドルの皆さんはスタートラインまでお越しください!」

芸人B「では、スタート5秒前!4、3、2、1、スタート!!!」

一斉にアイドルが走り出した。

走り始めて間もない時、

四宮「いたっ!!!」

四宮の裸足の足を誰かが踏んでしまったようだ。四宮の足の甲には靴型が残っている。

藍田「彩華ちゃん大丈夫!?」

四宮「…うん、平気。誰かに足踏まれちゃったみたい。でも、しょうがないよね、これだけ大人数だもの。」

藍田「そうだけど…無理しないでね?」

四宮「私は大丈夫。先に行って。」

藍田「うん…」

大丈夫とは言ったが、足の甲は徐々に青みを帯びてきた。足の甲の痛みと地面の熱さに耐えながら懸命に走り続けた。

四宮「…足の甲の痛みは少し和らいだけど、地面の熱さが慣れないな。。焼けるように熱い!…」

裸足で走る5人にはあまりにも過酷なアスファルトの路面。表面温度は50℃に達していた。表面は凸凹しており、お世辞にも綺麗な路面とは言えない。

走り始めて5分、元運動部の安元が最初に給水所に到着した。安元は水を受け取ると、水分補給ではなく足元に水を撒いた。

安元「はあー、生き返る!これで少し熱さは和らいだ!」

これを見た周りのアイドルは驚きの表情をしている。猛暑日アスファルトの上を裸足で走るなんて常軌を逸しているので当然であろう。

安元に続いてベアフットのメンバーが続々と給水所に到着した。他のメンバーもみな同様に足に水を撒き、地面の熱さを一時的にしのいだ。

これはあくまで一時的なものであり、すぐに地面の熱さとの戦いに戻る。

既に5人の足の裏は火傷しており、水ぶくれが破けて皮がめくれている。それでも懸命にゴールを目指して走り続けた。

5km地点、相変わらず容赦ない日差しがさしている。アスファルトは熱くなる一方で、体力的には余裕があっても足の裏は既に熱さと痛みで限界を越えていた。

楠木「…なんで今日こんな天気がいいの?熱すぎてもう逃げ出したい…!」

目に涙を浮かべて走っている楠木を見かけた道明寺が声をかける。

道明寺「きららちゃん、大丈夫?な訳、ないか。本当に熱いよね、地面…。」

楠木「早苗ちゃん…。私なら大丈夫だから、先に行って。」

道明寺「この先に少し草むらに入る場所があるみたいだから、そこまでがんばろう!」

楠木「うん…!ありがとう!」

8km地点、地面がアスファルトから芝生に変わる。ベアフットメンバーにとっては待望の休息地点だ。

ここぞとばかりにスピードを上げる5人。水を得た魚のように快調に飛ばしている。

藍田「…芝生気持ちいい!!地面が全て芝生だったら最高なのになぁ。」

10km、ゴール地点。最初にゴールしたのは安元だった。ゴール直後、地面に尻をついて座り込んだ。

安元「はぁー!!着いた!熱すぎるよ…!」

そう言いながら足の裏を見る。薄っすら黒くなっており、一面赤くなっていた。水ぶくれは破け、いたるところに小さな傷が確認できる。

その後、次々とベアフットメンバーがゴールしていく。皆一様に尻をついて座り込む。もう立ち上がれないと言った様相だ。

座り込む5人の元に、氷袋を持ったマネージャーが駆け寄る。

マネージャー「みんな本当にお疲れ様!こんなに熱いのによく頑張ったね…!これで足を冷やして!」

そう言ってメンバーに氷袋を手渡す。

道明寺「みんな本当によく頑張ったよ!多分足の裏は無事じゃないと思うけど…笑 しばらくはオフが続くから、しっかり休んで体力の回復と足の裏の怪我を治してください。今日は本当にお疲れ様でした!」

4人「お疲れ様でした!」

こうして、過酷なマラソン大会は幕を閉じた。

終了後、バスに乗り込むまでの間。

藍田「もう歩けない!足の裏焼けるー!」

メンバーは皆熱さを極力避けるためかかとで歩いているため変な歩き方になっている。

バスに乗り込み、5人はヒリヒリする足の裏を冷やした。